玄米を通販で購入する際に気を付けたいポイント

2016年7月25日

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はじめに

玄米は今や、インターネット通販を活用すれば気軽に購入する事が出来ます。ですが、せっかく購入をするのであれば、安全性の高いものを購入したいですよね。玄米をインターネット通販で購入する時に、気を付けなくてはいけないポイントとは、一体何なのでしょうか。

無農薬玄米

無農薬玄米以外の胚芽玄米を選ぶ上で重要になるのが、無農薬かどうかです。玄米は白米とは異なり、もみを取っただけの状態ですので、胚芽が付いています。
胚芽は非常に栄養価が高い部分なのですが、農薬や化学肥料などが付いてしまっている所でもあります。つまり、無農薬玄米を購入しないと、農薬や化学肥料といった毒のある成分が口の中に入ってしまう可能性があるんです。

有機JAS

有機農業は、化学肥料や農薬を原則として使用しないで、自然環境を配慮した栽培方法になります。この方法で栽培された商品の事を、有機農産物と言います。有機農産物は、農薬と化学合成肥料を原則として使用しないというルールがあります。ですが、やむを得ず使用する場合には、使用可能なものについてはリスト化をしなくてはいけません。それ以外にも、遺伝子組み換え由来の種苗は使用しないなど、厳格なルールが設けられています。安全な玄米を購入するのであれば、この有機JASをチェックしましょう。

残留農薬

無農薬玄米の残留農薬無農薬玄米と聞くと、それだけで安心だと勘違いしてしまう人がいます。実は、無農薬だからといって、農薬が全くついていないとは限りません。
確かに無農薬玄米を作っている畑では、一切農薬を使っていないかもしれません。ですが、もしも隣の畑で作っているお米や野菜などが、普通に農薬を使っていたとしたら、農薬が風に乗って、玄米についてしまう可能性があるんです。これを残留農薬と言います。
無農薬玄米を売っている業者の中には、残留農薬の検査をしない所もあります。ですので、インターネット通販で購入をする際には、必ず残留農薬の検査をしているものを選ぶようにしましょう。

天日乾燥

天日干しは、刈り取った稲を、束ねて太陽の光の力で乾燥させる方法です。天日干しは「稲架掛け(はさかけ)」もしくは「稲木干し(いなぎぼし)」とも呼ばれます。お米は昔までこの手法で乾燥をさせてきたのですが、乾燥機が出来てからは、殆ど天日干しで乾燥をさせなくなってきました。
太陽の力は素晴らしく、天日で干した稲は、機械を使った乾燥よりもアミノ酸と糖の量を増やす効果が期待できます。
また、稲を逆さまに吊るして干す事で、良い栄養素がしっかりと米粒に降りてくるんです。玄米を購入する際には、機械乾燥ではなく、出来る限りr天日乾燥をさせたもののほうが、栄養価が高くておすすめですよ。

ホームページは細かくチェック

玄米をインターネット通販で購入する場合には、価格だけで決めてはいけません。購入をしようと思っているホームページを細かくチェックして、どのような育て方をしているのかというのを確認しましょう。安心できる業者であれば、お客様を安心させるために、細かく有機JASや無農薬玄米、残留農薬検査の事などを載せている事でしょう。また、完全無農薬で完全有機肥料栽培を3年以上積み重ねている業者に関しましては、有機JAS認定を受けています。この認定証がある所であれば、安全で美味しい玄米を手に入れる事が出来ますよ。

おわりに

玄米を通販で購入する際には、自分の目でしっかりと安全かどうかというのを確認しなくてはいけません。価格だけを大きく載せて、肝心な無農薬玄米なのか、有機農産物なのかどうかといった情報を一切載せていないようなホームページは怪しいので購入しないようにしましょう。
ホームページをチェックして、少しでも疑問や不安を感じた場合には、迷わずに問い合わせをしてみましょう。優良な業者であれば、どんな質問でも丁寧に答えてくれます。逆に問い合わせても返事が無かったり、回答があやふやだった場合には、あまり信用しないほうが良いですよ。
自分でしっかりと判断をして、良い玄米を見極めましょう。


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