発芽玄米の栄養について

2016年6月20日

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はじめに

非常に栄養価の高い発芽玄米は、食生活が乱れている人に大変おすすめだと言われています。ですが、一体どのような栄養素が含まれているのでしょうか。また、発芽玄米でどんな効果を得る事が出来るのでしょうか。

発芽玄米と白米の栄養の違い

発芽玄米は白米の10倍のギャバを含む発芽玄米は玄米とは異なり、発芽の際に水に浸している分、食べやすいというメリットがあります。しかも、それでいて白米と比べても非常に栄養価が高いのですから、是非積極的に毎日の食餌に取り入れたいですよね。
そんな発芽玄米は、ビタミン類やミネラル、食物繊維やギャバの数値が白米の何倍もあります。その中でもずば抜けて数値が高いのが、ギャバです。白米に比べますと、約10倍も違うんですよ。

発芽玄米に含まれる栄養素

発芽玄米に含まれるガンマーオリザノールという栄養素には、皮膚の老化防止や血液循環の促進、自律神経失調症の緩和や更年期障害の緩和といった効果が期待できます。ストレスや不安感といった症状を和らげる事が出来ますので、特に女性には嬉しい効果だと言えるでしょう。

生活習慣病の予防

主食を発芽玄米に変えるだけでも改善できる白米と比べると、発芽玄米の栄養価は非常に高いので、普段の主食を発芽玄米に変えるだけでも、十分に食生活の改善をする事が出来ます。
日頃から食生活が乱れていると感じる人は、是非積極的に食べて欲しいものです。
また、早食い傾向にある人や、小さい子どもは、白米だと食感が柔らかすぎて、どうしても咀嚼回数が減ってしまいがちです。発芽玄米は白米に比べますと、非常に噛みごたえがありますので、よく噛むことで消化吸収が促され、顎や脳の発達にも良いと言われているんですよ。
肥満や糖尿病といった生活習慣病予防に、発芽玄米は大変効果的だと言えるでしょう。

高血圧症の改善

発芽玄米にはミネラルが豊富に含まれています。カリウムやマグネシウム、カルシウムが含まれていますので、長期間食べ続ける事で、高血圧症の予防が出来ると言われています。ですが、発芽玄米にはフィチン酸という成分があり、高いデトックス効果があります。
フィチン酸はミネラル成分を体外に排出してしまうという性質を持っていますので、発芽玄米を食べる際には、それだけではなく、お味噌汁や野菜、海藻類といった副菜も摂取するように心がけましょう。

便秘予防に欠かせない

発芽玄米は白米に比べますと、食物繊維が豊富に含まれていますので、便秘に悩んでいる女性に大変おすすめだと言えます。
発芽玄米を食べ始めて、早い人で2~3日で効果を実感できるとも言われています。ですが、高いデトックス効果を持っていますので、沢山食べ過ぎてしまいますと、逆に下痢になる可能性もありますので、十分に気を付けましょう。

おわりに

発芽玄米は、白米と比べますとビタミンやミネラル、食物繊維やギャバの量が数倍も異なります。特にギャバの量は約10倍も違いますので、生活習慣病の予防や皮膚の老化防止などに欠かせません。
白米とは異なり、噛みごたえも非常にありますので、自然と咀嚼回数が増える事で、肥満予防にも役立ちます。ですが、非常に高いデトックス効果がありますので、食べすぎる事で下痢を引き起こしたり、大切なミネラル分まで体外に排出する恐れがあるんです。
ものすごく栄養価の高い食べ物ではありますが、食べる際には量に気を付けたり、それだけを食べないように心がけましょう。


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